グランドセイコーの腕時計は、日本らしい精巧な技術が特徴的です。高級腕時計ブランドとして、多くのファンを魅了してきました。とても高価なモデルは新品だと手が出ない…という人が多く、中古でも需要が高いです。
またグランドセイコーは古くても古臭さを感じない独特のデザインも特徴的で、その特徴が高額査定・高価買取につながっています。まずはグランドセイコーのことを深く知り、売却を検討している腕時計の型番や買取相場を調べてみましょう。
こちらではグランドセイコーに関する基礎知識と、買取依頼の前に知っておきたい買取相場などのポイントを、三重県でグランドセイコーの買取・査定を行っているブランドハットが解説します。
目次
グランドセイコーの腕時計の買取を相談する前に、まずはどのような腕時計ブランドであるのか、そしてどういった点が人気を集めているのかを知っておきましょう。すでにグランドセイコーの腕時計を所持している人は、ブランドに魅力を感じて購入した、という人が多いはずです。しかし、古い歴史がある腕時計ブランドであるため、知らないこともたくさんあるかもしれません。
こちらではグランドセイコーのセイコースタイルの特徴、そして古くから受け継がれてきた時計作りへのこだわりをご紹介します。
独自のデザイン文法である「セイコースタイル」は、1967年に服部時計店のデザイナーであった田中太郎さんという方が、燦然と輝く時計を作るための研究をスタートさせたのがきっかけです。
どういう造形なら燦然と輝く時計といえるのか、どうしたら美しさを追求できるのか、という点にこだわり、試行錯誤しながら作り上げたのが「44GS」でした。このモデルが、セイコースタイルを確立したモデルです。
セイコースタイルの3つのデザイン方針は以下のとおりです。
1.平面を主体として、平面と二次曲面からなるデザイン。三次曲面は原則として採り入れない柔らかな三次曲面は採り入れずに、円錐の一部から平面を作って面を構成しています。とてもシャープな平面で、光と影がコントラストを生み出すことでより美しく輝く時計になるのです。
2.ケース・ダイヤル・針のすべてにわたって、極力平面部の面積を多くする視認性を上げるためのコントラストが強調されるように、ケース・ダイヤル・針にも直線が際立つ多面カットを施しています。平面部を多く用いているのが特徴です。
3.各面は原則として鏡面とし、その鏡面からは、極力歪みをなくす鏡面仕上げをすることで、光と影のコントラストがより高まります。燦然と輝く、視認性が高い時計が目指せるでしょう。
この3つのデザイン方針は、今の時代になっても変わらず受け継がれています。
時計メーカーの中でも、自社で一貫して腕時計が生産可能なメーカーを「マニュファクチュール」といいます。マニュファクチュールブランドの時計を所持できることは、ある意味ステータスとされているのです。
マニュファクチュールは、上でお話ししたとおり腕時計の心臓部分であるムーブメントをはじめとして、すべて自社で一貫して製造するメーカーのことです。マニュファクチュールであることは、時計メーカーが高度な技術を持っているということの証明ともいえるでしょう。
ただし、実際には一つのブランド・メーカーの中でも、自社ムーブメントを搭載しているモデルとそうではないモデルが混在していることが多く、それらは純粋なマニュファクチュールブランドとはいえません。
グランドセイコーは、高級腕時計ブランドとしてマニュファクチュールにはとても強いこだわりを持っています。
パーツ一つひとつの素材を研究し、購入者に満足してもらえるように高いレベルでのデザイン性と機能性を備えているのです。マニュファクチュールを名乗るブランドは多いものの、外装部まで自社で仕立てている時計ブランドは世界中でも希少な存在です。
そもそも1892年に設立された精工舎、そしてそこから腕時計製造会社として1937年に分離独立した第二精工舎から歴史は受け継がれてきました。2004年より岩手県盛岡市近郊にある雫石町に、一貫生産する専門工房が開設されています。
雫石高級時計工房は、時計作りに必要な分野の技術者や職人を擁しており「マイスター制度」を導入しているのが特徴です。各分野の匠が腕を振るいながら、同時に後継者を自ら指名して育成しています。これにより、匠の心と先進技術の融合が実現し、そのDNAが世代を超えて受け継がれていくことでしょう。
ムーブメントは3種類あります。
メカニカルは、ムーブメント形式の中でも最も古くからあります。グランドセイコーのメカニカルは、精度を示しているスイスの公式規格を超えた新GS規格をクリアしており、精度に高い信頼がおけるでしょう。
クォーツは、メカニカルの次にできたムーブメント形式です。月15秒の誤差が生じるのが一般的ですが、グランドセイコーの場合は年10秒しか誤差が発生しない、精巧なクォーツとして知られています。
メカニカルとクォーツの長所を融合させたのが、スプリングドライブです。スプリングドライブはグランドセイコー独自であり、世界唯一の技術として人気があります。
高価買取が期待できるグランドセイコーの腕時計を売りたいとき、気になるのは相場です。
グランドセイコーには様々な型番の腕時計があり、現在でも変わらず販売されているものもあれば、すでに販売を終了しているものもあるので、相場を知るためには買取依頼をする前に、自分の所持している腕時計の型番を調べることが必要です。
こちらでは、自分で査定する際に役立つグランドセイコーの型番の調べ方やシリアルナンバーの意味、型番ごとに売却した際の買取相場の一例をご紹介します。
型番は、時計の裏側に刻印されています。刻印されていないモデルもありますが、購入時の保証書で確認が可能です。
ただし刻印されている番号がそのまま型番になるわけではなく、同じ番号をネットで検索すると、Sから始まる本来の型番がわかるという仕組みになっています。
型番を知っておくと、本物か偽物かの判別が可能です。グランドセイコーの腕時計はほとんどのタイプで「SBG」がついています。中には例外もありますが、頭文字は「S」であるため、それ以外の型番がつけられている時計は偽物であると判断できるでしょう。
型番の法則が理解できると、型名だけでどのような機能があるのかがわかります。グランドセイコーの場合は、アルファベットだけでどのムーブメントを搭載しているかがわかるでしょう。
型番ではなく、シリアルナンバーも存在しています。時計に付与されているシリアルナンバーは、6ケタの文字列です。最初の1ケタ目が製造年の下桁、2ケタ目が製造月、そして残りの4ケタは製造番号で構成されています。
ただし製造月が10月の場合は「O」、11月の場合は「N」、12月の場合は「D」になっているため、注意が必要です。
シリアルナンバーは製造年が把握できるため、モデルチェンジが多いモデルでは旧式であるかどうかが判断できるでしょう。
グランドセイコーは高級腕時計として人気があるため、中古での買取も高額になるケースが多いです。
何より安定して高値がつきやすく、昔のモデルであっても時代遅れの雰囲気や古臭さをあまり感じないので、高価買取が期待できるでしょう。
型番別の売却時の買取相場をご紹介します。
SBGA375 | 約35万円 |
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SBGA373 | 約33万円 |
SBGA211 | 約45万円 |
SBGA031 | 約35万円 |
SBGX335 | 約25万円 |
SBGV231 | 約20万円 |
SBGH022 | 約100万円 |
SBGC013 | 約60万円 |
これらはあくまで参考の相場なので、売却した際の状態やそのときの需要などに応じて価格が変動します。売却したらいくらになるのか。詳しい価格は買取依頼を出す前に、業者に確認しましょう。査定をしてもらうことで正確な買取価格がわかり、高価買取につなげられます。
中古でもより高価買取してもらうためには、買取依頼をする前にグランドセイコーの基礎知識と知っておきたいポイントをチェックしておくことが大切です。
ブランドハットでは、グランドセイコーの腕時計を査定しております。店頭・出張・宅配の3つからお選びいただけるため、ご都合の良い方法でご依頼いただけるのが特徴です。
三重でグランドセイコーの腕時計を買取依頼に出す、売却する際は、ぜひ高価買取が可能なブランドハットにご相談ください。
会社名 | 株式会社 ブランドハット |
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創業 | 2014年11月1日 |
設立 | 2016年3月1日 |
資本金 | 300万円 |
代表者 | 代表取締役 寺田 誠 |
住所 | 〒514-0033 三重県津市丸之内31−27 |
TEL | 059-273-5877 |
FAX | 059-273-5879 |
URL | https://www.brandhut.jp/ |
定休日 | 第1・3・5 火曜日 |
営業時間 | 10:00~20:00(最終受付 19:30) |
許可・免許番号 | 三重県公安委員会 古物商許可証(第551220204200号) |
事業内容 | ブランドバッグ、時計、宝石、貴金属などの買取・販売 |
取引銀行 | 三菱UFJ銀行 中京銀行 楽天銀行 桑名三重信用金庫 |