2021年02月07日
三重県津市丸之内のブランド時計・ブランド品・ジュエリー・貴金属の
高額買取専門店『ブランドハット』のブログをいつもご覧いただき、ありがとうございます。
今回ご紹介させていただくのは、久しぶりにご来店いただきました三重県伊勢市のお客様 S様より
「ロレックス スカイドゥエラー Ref.326934」を お買い取りさせていただいた買取実績になります。
42mm径のケースを持つ「SKY DWELLER」スカイドゥエラー。
スカイドゥエラーの誕生は2012年になります。
2012年登場当初は金無垢モデルのみの展開をされていましたが、2017年にコンビモデルのケース、ベルトはステンレススチールを、ベゼルのみにゴールドを使用した、こちらのモデル Ref.326934が登場することによって、スカイドゥエラーの人気に拍車がかかることとなりました。
そして同時期にステンレスモデルも登場したのですが、現在では無垢モデルとコンビモデルの展開となっています。
オイスター パーペチュアル スカイドゥエラーは世界中を頻繁に旅行や仕事で飛び廻る人の為に作られた時計になります。
ローカルタイムとホームタイムの『2タイムゾーン』と、日付を合わせるのは年に一度だけの3月1日だけでよい『年次カレンダー』を搭載したロレックス初のセミ・コンプリケーションモデルとなります。
まず、2タイムゾーンとは、時針、分針、秒針でローカルタイム(現地)を読むことができ、ダイアルのROLEXのロゴの下にある、赤▽が指す回転ディスクの24時間表示が第二時刻のホームタイム(居住地の時刻)を読み取ることができます。
そして、年次カレンダーとはアニュアルカレンダーとも呼ばれている機構であり、アニュアルとは年1回という意味の通り、1年のうち3月1日の1回だけ日付を手動で合わせればよいとても優れた機構になります。
このスカイドゥエラーに搭載されている年次カレンダー機構はロレックスが完全自社開発し、開発にあたり古代ギリシャの天文現象「サロス」にインスピレーションを受けて「サロス」と名付けられています。
サロスとは、18年に一度、太陽・地球・月が一直線になる現象のことを言い、いわゆる「日食」「月食」のことになります。
1年間の12ヶ月のうち大の月(31日)と小の月(30日)がありますが、通常のデイト表示の時計の場合は小の月(30日)の場合は手動で1日を送って日付を合わせる必要がありますが、年次カレンダーはその大の月と小の月を自動で判断して日付を切り替えてくれるのです。
このサロスと名付けられた年次カレンダー機構を持つスカイドゥエラーの画期的と言われた理由は実用性の高さでした。
年次カレンダーはインダイアルを別に設けてカレンダーの月表示機構で表示がどうしても複雑になりがちなのですが、インデックス外周の窓枠にカレンダー表示を設けシンプルかつ簡単に操作ができるようになっています。
ちなみに、その年に一度の3月1日の調整や、4年に一度ある閏年も自動で調整してくれる、手動で調整をする全く必要のない機構の事を、
永久カレンダー(パーペチュアルカレンダー)と言います。
これはカレンダー機能としては最も高度で複雑な機構であり、通常の永久カレンダーは2100年2月28日まで調整する必要がないよう設計されています。
なぜ2100年の2月28日かというと、通常、年次カレンダーは48ヶ月ディスクで作られています。
その48ヶ月ディスクの最後を閏年として記憶をさせることによって、4年に一度の閏年もカバーできるようになります。
そして現在の暦は、グレゴリオ暦(太陽暦)が採用されています。
1年を365日としていますが、実際は地球が太陽の周りを一周するのに365.なにがしかかるので、このズレを修正するために4年に一度閏年で調整しています。
しかし、それでも400年に3日のズレがでてしまいます。
そこでグレゴリオ暦は、4で割り切れる年は閏年、100で割り切れる年は平年、しかし100で割り切れても400で割り切れる年は閏年、とすることで1万年で3日のズレまで合わすことができるそうです。
それが次は2100年ということになるので、48ヶ月ディスクではどうしても調整をしなくてはならないのです。
それもまた調整してくれる機構があるそうなのですが、それはまたいつの日かに改めてにさせていただきます。
とりあえず、年次カレンダーや永久カレンダーは凄いぞ、ということはよく分かりました。
発明した人達は意味が分からないくらい本当に天才ですよね。
2つのタイムゾーンを同時に表示できるこのダイアルは視認性を追求されています。
ローカルタイムは時針、分針、秒針で表示され、ホームタイムは赤い縁の逆三角形の24時間表示の回転ディスクでホームタイムの「時」を示します。
時針(短針)を単独で1時間ずつ調整できるようになっているため、簡単に時刻調整ができる機構となっています。
そして、インデックスの外側にある小窓で「月」を表示しています。12個の小窓のいずれかが赤色で表示されおり、現在の「月」を示します。
上記の画像の場合は、ローカルタイム10時8分、ホームタイム午前2時8分、7月10日ということになります。
スカイドゥエラーにはキャリバー9001が搭載されています。
2012年に発表されたこのムーブメントは、ロレックスが完全自社開発をし、ロレックスのムーブメントで最も複雑な機構の一つになります。
操作性、視認性、信頼性を追求されたムーブメントです。
ホワイトロレゾールのこのモデルにはステンレスのオイスターブレスレットが装着されています。
クラスプにはイージーリンクシステムが搭載されており、ブレスレットの長さが簡単に5mm調整できるようになっています。
このベルトの長さを簡単に調整のできる機能のおかげで、飛行機での移動時の腕のむくんだ時や、様々なシーンで活用することができ、いつでも快適な装着感を得られることができます。
ブランド/Brand | ロレックス/ROLEX |
---|---|
モデル | スカイドゥエラー/SKY DWELLER |
型番 | Ref.326934 |
シリアルNo | ランダム |
文字盤 | ブラック |
素材/Material | 18Kホワイトゴールド/750WG×ステンレススチール/SS |
キャリバー | Cal.9001 |
パワーリザーブ | 72時間 |
防水 | 100m |
付属品 | BOX、国内正規ギャランティーカード、冊子、グリーンタグ、プライスタグ |
程度 | 未使用品 |
国内参考定価 | 1,422,000円(税抜き) |
買取方法 | 店頭買取り |
お客様地域 | 三重県伊勢市 |
買取価格 1,950,000円
(2021年1月時点)
今回のお持ちいただいた時計の査定のポイントは、人気、コンディション、付属品の有無です。
上記の画像の通りこちらの時計は国内正規品の新品のお品物でした。
しかも今ではもう不可能の状況となっているロレックス保護シールそのままのコンディションのお品物でした。
最近では、デイトナマラソンやロレックスマラソンなど言われていますが、もちろん今ではこちらの「クラシック ウォッチ スカイドゥエラー」もロレックス正規店では殆どの確率でお目見えすることはなく、運良くたまたま購入できるかどうかとなっている状況です。
こうした状況から、スカイドゥエラーも定価以上でのお取引きとなっています。
ギャランティーカードは発行されてから1年と少々時間は経っておりましたが、コマ調整されていないお品物で、未使用品での査定となりました。
こういった状況から、税込み定価よりも高い、買取相場限界での金額を提示させていただきました。
今回ご来店いただいたお客様は、以前からよく当店をご利用いただく三重県伊勢市からお越しいただく常連様のS様でした。
こちらの時計はご購入されてから一度も使われずにご自宅に保管をされていたそうですが、違う時計に買い換えられることになったとのことでお問い合わせをいただきご来店いただきました。
前述の通り、このような未使用品の人気モデルをお持ちいただき、今までにも10本ほどお買い取りをさせていただいてますので、業者間取引相場より高いギリギリまで頑張った金額をご提示させていただき、S様にも「それならば」と今回もご満足いただき買取成立とさせていただきました。
いつも当店をご利用いただき本当にありがとうございます。
次の方へと大切に橋渡しをさせていただきます。
当店では「ロレックス」はもちろんのこと、「オメガ」や「ブライトリング」など他の高級ブランドもご満足いただける金額を提示出来るよう日々努めています。
高価買取りのポイントはお品物の最新相場と、コンディション、そしてお店選びです。
当社のキャッチコピーである、
「一番最後にご来店ください。」 の通り、
一番最後にご来店いただいても間違いのないよう、三重県で一番はもちろんのこと、
都市部の有名店にも負けない高価買取金額をご提示できるよう日々努めています。
大切なお時計を経験豊富なバイヤーが最新の相場をもとに、1点1点丁寧に査定をさせていただきますので、
お使いになられていないブランド時計がございましたら、是非一度『ブランドハット』にご相談ください。
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